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【お知らせ】3/27「環白神の世界」発売&発売記念イベントのお知らせ

 

 2022年から当会で進める世界遺産登録30周年記念事業「白神検定事業」の一環での出版となります。世界自然遺産白神山地の歴史や文化に脚光を当て、東京都立大学山下祐介教授や環白神文化圏研究会(県や自治体の学芸員等で構成)を中心に、調査、執筆を行った全160ページに及ぶ一冊。表紙はアニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当した安彦良和氏による特別描き下ろし。2025年3月27日(木)発売となります。

 発売同日、「代官山 蔦屋書店」(東京都渋谷区)で発売を記念したトークショーを開催します。本書の制作を進めた山下祐介氏(東京都立大学教授)と「東北学」を提唱した赤坂憲雄氏(民俗学者)の両氏によるトークショーほか、イベント来場者には環白神グッズのプレゼントを行います。

 「環白神の世界」は、今後実施予定である「白神検定」の公式テキストブックとなります。検定への挑戦もお待ちしています。

 

発売

タイトル

別冊太陽「環白神の世界 みちのくの奥に広がる まつろわぬ人々の地へ」(平凡社)

発売日

2025年3月27日(木)

山下祐介(東京都立大学人文社会学部教授)

協力

環白神エコツーリズム推進協議会

(西目屋村・鰺ヶ沢町・深浦町・弘前市・藤里町・八峰町・能代市・大館市)

定価

2,640円(税込)

販売

全国主要書店・オンライン通販等

 

発売記念イベント

『別冊太陽 環白神の世界』(平凡社)刊行記念

赤坂憲雄×山下祐介トークイベント

「東北学から環白神学へ――白神山地をめぐる、豊かな歴史と地誌の森へ」

 

 秋田と青森にまたがる、世界最大級のブナの原生林を擁する、世界自然遺産・白神山地。みちのくと呼ばれる東北地方の、さらにその奥に展がる「白神」という不思議な場所一そこは悠久の原生林だけではなく、日本列島のはじまりの記憶を保存し、長く螺旋的な時間を積み重ねてきた、山と海の豊かな暮らしの場でした。本トークでは、「東北学」の提唱者である、民俗学者の赤坂憲雄さんをお招きし、「別冊太陽環自神の世界」の編者である、社会学者の山下祐介さんと一緒に、「自神」とその周辺(環)という場をめぐって対話を行います。「環白神」という問いから、これからの私たちの社会のあり方を皆さんと一緒に探っていきます。

 

日にち

2025年3月27日(木)19:00~20:30

場所

代官山 蔦屋書店3号館2階イベントスペース、オンライン (Zoomウェビナー)

(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17−5 代官山T-SITE)

主催

代官山 蔦屋書店

共催

平凡社

協力

環白エコツーリズム推進協議会

出演

赤坂 憲雄 氏(あかさか・のりお) 

 1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒。民俗学者。東北学を提唱し、1999年に雑誌『東北学』を創刊。『異人論序説』『王と天皇』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『結社と王権』(講談社学術文庫)、『東西/南北考』『武蔵野をよむ』(岩波新書)、『遠野/物語考』(荒蝦夷)、『震災考』(藤原書店)、『性食考』『ナウシカ考』『象徴天皇という物語』『岡本太郎の見た日本』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)『排除の現象学』(以上、岩波書店)、『民俗知は可能か』(春秋社)、『災間に生かされて』(亜紀書房)、『奴隷と家畜』『怪物たちの食卓:物語を食べる』(青土社)ほか多数。

 

山下 祐介 氏(やました・ゆうすけ)

 1969年生まれ。九州大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程中退。弘前大学准教授などを経て、現在、東京都立大学教授。専攻は都市社会学、地域社会学、環境社会学、社会理論。著書『限界集落の真実』『東北発の震災論』『地方消滅の罠』『地域学入門』(以上、ちくま新書)、『「復興」が奪う地域の未来』、『地域学をはじめよう』(以上、岩波書店)、『「都市の正義」が地方を壊す』(PHP新書)、『「布嘉」佐々木家を紡いだ人たち』(青函文化経済研究所) (共著、ちくま新書)、『人間なき復興』(共編著、ちくま文庫)、『被災者発の復興論――3・11以降の当事者排除を超えて』(共著、岩波書店)『津軽、近代化のダイナミズム』(共編著、御茶の水書房)『「白神学」第1巻~第3巻』(編著、ブナの里白神公社)多数。赤坂憲雄氏との共著に『辺境からはじまる――東京/東北論』(明石書店)がある。津軽学・白神学の運動に携わる。2022年から環白神エコツーリズム推進協議会顧問を務める。

特典

現地来場者へ環白神グッズをプレゼント

参加

EventManagerにて受付いたします。イベント参加券は当日イベント開始前まで受付いたします。

※イベント終了後1週間以内に見逃し配信(期間2週間)予定。

https://eventmanager-plus.jp/get/e58cf5332969ed779d73111a51bac23b3d4dcc27bbf21899bf6d35e7b77fa9aa

【来店参加】

①来店参加2,000円(税込)

②書籍『別冊太陽 環白神の世界』(税込価格2,640円/平凡社)つき来店イベント参加券(2,000円)合計4,640円(税込)

【オンライン参加】

③オンライン参加1500円(税込)

④書籍『別冊太陽 環白神の世界』(税込価格2,640円/平凡社)つきオンラインイベント参加券(1,000円)+送料(500円)合計4,140円(税込)

■定員

65名(来店)

400名(オンライン)

 

参考

・プレスリリース

環白神の世界発売&イベントプレスリリース(PDF)

・平凡社書籍紹介ページ

https://www.heibonsha.co.jp/book/b658082.html

・過去調査記事

https://www.navitabi.jp/article/6523(東奥日報2022年9月29日)

https://www.hokuu.co.jp/?p=18501(北羽新報2024年5月7日)

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1784690(東奥日報2024年5月26日)

https://www.sakigake.jp/news/article/20240603AK0016/(秋田魁新報2024年6月3日)

 

お問い合わせ

<主 催> 環白神エコツーリズム推進協議会

住  所:〒018-3201 秋田県山本郡藤里町藤琴字藤琴8

電  話:0185-79-2115  F A X:0185-79-2116

担  当:佐々木、佐藤

営業時間:8:30~17:15(平日のみ土日祝を除く)

メ ー ル:contact★shirakamisanchi.org(★→@)

白神山地遺産地域周辺エリアの利用促進について 環境省・林野庁へ要望書提出

 2024年11月19日、環白神エコツーリズム推進協議会は「白神山地遺産地域周辺エリアの利用促進について」の政策要望書を植田自然環境局長(環境省)及び眞城国有林野部長(林野庁)へ提出いたしました。

環境省

 

 

 

 

[写真左から 石田大館市長・桑田西目屋村長・吉田深浦町長・佐々木会長(藤里町長)・植田自然環境局長・堀内八峰町長・櫻田弘前市長・平田鰺ヶ沢町長・福原代議士・番匠計画課長]

 

林野庁

 

 

 

 

 

[写真左から 石田大館市長・櫻田弘前市長・吉田深浦町長・佐々木会長(藤里町長)・眞城国有林野部長・桑田西目屋村長・堀内八峰町長・平田鰺ヶ沢町長・福原代議士]

 

【要望内容】

環境省

➀世界遺産地域の理解推進のため、より広範な白神山地を対象としたハード・ソフト事業の拡充。
➁世界自然遺産周辺エリア活用推進やOECM先進地を目指した事業推進 職員の重点 配置。
③旅客税を活用した世界自然遺産周辺プロジェクトへの支援

(白神検定プロジェクト・白神山地一周「シライチ 」プロジェクト等へのソフト支援)
④白神山地周辺エリア及び近接するトレイルの整備、荒廃対策に向けて、近自然工法などの試行事業や、グリーンワーカー事業の活用による技術講習や人材育成、あるいは協働型の管理体制構築のための事業の展開。

 

林野庁

①森林生態系保護地域につながる林道周辺での針広混交林の森づくりの重点推進。
②白神エリアでの針広混交林の森づくりを活用した森林環境教育の場の提供協力。
※世界遺産エリアと森づくりの新たなコンテンツの提供に寄与。
③上記事業推進に係る林道の管理整備 。

 

【メディア取材】

RAB青森放送 2024年11月20日放送

・陸奥新報 2024年11月20日掲載

・北羽新報 2024年11月21日掲載

白神山地遺産地域周辺エリアの利用促進について 環境省へ要望書を提出

[写真左から 桑田西目屋村長・櫻田弘前市長・木村次郎衆議院議員・佐々木会長(藤里町長)・滝沢環境副大臣・吉田深浦町長・平田鰺ヶ沢町長]

 

2024年2月5日、環白神エコツーリズム推進協議会は「白神山地遺産地域周辺エリアの利用促進について」の政策要望書を滝沢環境副大臣へ提出いたしました。

2021年から毎年行っていた環境省への要望活動が実り、2024年度予算の「国立公園等多言語解説等整備事業」において「世界自然遺産」も対象となる方向です。一方で、国立公園と同等の財政支援ではないため、今後も要望活動を続けていく予定です。

 

 

要望内容
1 国際観光旅客税(以下旅客税)を活用した他の世界自然遺産地域(国立公園)と同等の財政支援
2 世界自然遺産周辺エリア活用推進にむけて、貴省で実施している「利用企画官」を始めとする周辺地域への活用人員の増
3 旅客税を活用した世界自然遺産周辺活用構想への支援創設
(白神検定プロジェクト・白神山地一周「シライチ」プロジェクト等)

 

 

【メディア取材】
・RAB青森放送 2024年2月5日

・東奥日報 2024年2月6日

・北羽新報 2024年2月6日

・毎日新聞 2024年2月7日

 

白神山地一周「シライチ」チャレンジ 実施について

ABOUT –「シライチ」チャレンジ- 

 

2023年9月26日から29日にかけて自転車で走りながら白神山地の景観、文化、食、遊びなどを楽しむ一周モデルツアー『白神山地一周「シライチ(※)」チャレンジ』を実施しました。YouTuberの愛あむ氏とタイアップでの実施になります。ツアーの様子は下記動画からご覧ください。

※シライチとは
広域な白神山地の景観、文化、食、遊びなどを楽しみながら、自転車で白神を一周できるコースを「シライチ」と設定しました。

※画像のタップで「シライチ」のページに移動します

 

GUEST -ゲストライダー- 

 

愛 あむ 氏(Youtuber/あむちゃん!)

YouTubeチャンネル「あむちゃん!」でサイクリングや自転車旅の動画を配信する動画クリエイター。ゆるポタリスト。ロードバイク歴5年。全国47都道府県制覇を目指す自転車旅「あむ旅47」で日本各地を旅しながら、サイクリングの魅力を発信している。

https://www.youtube.com/@amuaiamu

 

MOVIE -「シライチ」チャレンジ動画- 

 

前編

後編

 

ROUTE -シライチルート- 

 

Google Map

https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=168X3l2nve9J0eWZ_8KiiFRWoGinrO8g&usp=sharing

 

STRAVA

https://www.strava.com/routes/3136844998720267482

 

SPOT -動画での立ち寄り場所- 

 

1日目

・弘前市りんご公園(青森県弘前市)        ・新寺町稲荷神社(青森県弘前市)
・最勝院(青森県弘前市)             ・弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市)
・中央弘前駅(青森県弘前市)           ・大鰐駅(青森県大鰐町)
・長走風穴館(秋田県大館市)           ・花善(秋田県大館市)
・秋田犬の里(秋田県大館市)           ・農事組合法人ぬかさわ(秋田県北秋田市)
・伊勢堂岱遺跡(秋田県北秋田市)         ・道の駅ふたつい(秋田県能代市)
・ホテルゆとりあ藤里(秋田県藤里町)

 

2日目

・アルビオン白神研究所(秋田県藤里町)      ・岳岱自然観察教育林(秋田県藤里町)
・白神山地世界遺産センター藤里館(秋田県藤里町) ・パン小屋ラント(秋田県能代市)
・落合浜(能代海水浴場)(秋田県能代市)     ・旧料亭金勇(秋田県能代市)
・白瀑神社(秋田県八峰町)            ・鹿の浦展望台(秋田県八峰町)
・中浜海岸(秋田県八峰町)            ・真瀬川河口(秋田県八峰町)
・道の駅はちもり(秋田県八峰町)         ・十二湖駅(青森県深浦町)
・ガンガラ穴(青森県深浦町)           ・岩崎漁港(青森県深浦町)
・十二湖(青森県深浦町)             ・和風ペンション美洋館(青森県深浦町)

 

3日目

・円覚寺(青森県深浦町)             ・道の駅ふかうら(青森県深浦町)
・千畳敷海岸(青森県深浦町)           ・ドライブイン汐風(青森県鰺ヶ沢町)
・白神の森遊山道(青森県鰺ヶ沢町)        ・津軽岩木スカイライン(青森県弘前市)
・お山の駅岩木さんぽ館(青森県弘前市)      ・道の駅津軽白神(青森県西目屋村)
・ブナの里白神館(青森県西目屋村)

 

4日目

・西目屋スポーツ交流センター Canoe & Rafting A’GROVE(青森県西目屋村)
・ブナコ西目屋工場(青森県西目屋村)       ・白神山地ビジターセンター(青森県西目屋村)
・大正浪漫喫茶室(青森県弘前市)         ・弘前公園(青森県弘前市)
・ミニチュア建造物(青森県弘前市)

 

Instagram -インスタグラム- 

 

MEDIA -メディア掲載- 

 

新聞4社に「シライチ」チャレンジを取り上げていただきました。

東奥日報 2023年9月27日掲載

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1645321

 

陸奥新報 2023年9月27日掲載

https://mutsushimpo.com/news/rhpqk40d/

 

魁新報 2023年9月28日掲載

https://www.sakigake.jp/news/article/20230928AK0008/

 

北羽新報 2023年9月28日掲載

https://www.hokuu.co.jp/2023.kiji9/26-31.html

 

CONTACT -お問い合わせ- 

 

環白神エコツーリズム推進協議会

住  所:〒018-3201 秋田県山本郡藤里町藤琴字里栗63

電  話:0185-79-3005  F A X:0185-79-3005

担  当:佐々木、佐藤

営業時間:8:30~17:15(平日のみ土日祝を除く)

メ ー ル :contact★shirakamisanchi.org(★→@)

 

白神山地世界自然遺産登録30周年 共同宣言【環白神フォーラム】

2023年11月10日(金)開催の「環白神フォーラム」で環白神7市町村(※)の首長による共同宣言を行いました。

この共同宣言は、将来にわたり地域住民が白神山地の恵みと共に暮らしながら、地域活性化との両立に向け、関係する自治体が白神山地世界自然遺産の保全と周辺地域の更なる利活用のため、太い環(わ)を目指す宣言です。

 

【環白神エコツーリズム推進協議会】

白神山地遺産エリアを囲む7つの自治体で構成されています。

会員:西目屋村・鰺ヶ沢町・深浦町・弘前市・八峰町・藤里町・能代市

 

 

環白神の関係自治体は、
1 白神山地を地域の宝と理解し、世界遺産地域の自然環境の保全に取り組みます。
2 自然と共生する豊かな遺産地域周辺エリアをいっそう活かすため、バランスの取れた保全と活用を図ります。
3 広域な白神エリアをつなぐサイクルツーリズム、ロングトレイルなど、それぞれのエコツアーと結びつく連携に取り組みます。
4 訪れた人に地域を深く理解してもらえるよう、地域の歴史や文化を取り入れたコンテンツを整備し、インタープリター育成など価値を高められる人材の育成につなげます。
5 一つの白神として、環白神エコツーリズム推進協議会は核となり、県域、市町村域を越える案件及び民間企業連携に向けて、主体的に提言、取り組みを行います。

 

 

 

観光関連事業者・団体の白神山地の保全・利用に関する意識調査 結果報告

環白神エコツーリズム推進協議会では、2014年1月~3月にかけて、「観光関連事業者者・団体の白神山地の保全・利用に関する意識調査」を実施しました。この調査は、民間団体・事業者等が、白神山地を活用した観光振興や、自然保護に対してどのように感じ、考えているかを探り、環白神地域エコツーリズムを推進する上での課題を探るためのものです。

調査結果については以下のとおりです。

 

結果概要

意識調査 結果概要 (1.3MB)

意識調査サムネ1

 

意識調査サムネ2

 

白神山地エコツーリズムマップが完成しました

白神山地エコツーリズムマップ」が完成しました!

環白神地域の各所で配布しておりますので、ぜひお手にとっていただければ幸いです。
なお、遠方の方のために、PDFファイルも配布します。

ぜひ、これを機会に、環白神地域にご来訪下さい。

白神山地エコツーリズムマップ

観光情報面(3.8MB)

guide

観光情報面(3.8MB)

地図面(24MB)

※ファイルサイズが大きいのでご注意ください。

map

地図面(24MB)

環白神エコツーリズムロゴデザイン 結果発表

9月~11月にかけて募集を行いました「環白神エコツーリズム」ロゴデザイン募集について、多くの方からのご応募をいただき、誠にありがとうございました。応募総数168作品、大人から子供まで、日本全国及び海外からもご応募をいただきました。

» Read more..

環白神エコツーリズム推進協議会設立!!

ご報告が遅れましたが、平成23年2月23日に「環白神エコツーリズム推進協議会」の設立総会&設立記念講演等が開かれ、無事に、協議会設立となりました。

※設立に合わせて、下記規約が承認されました。

環白神エコツーリズム推進協議会 規約 (Word PDF) *3/21 規約を掲載しました。

この季節としては珍しい、雲ひとつない好天に恵まれました。

※今回の会場設営や看板製作を含め、裏方全般を深浦町観光課の皆様に担っていただきました。また、会場設営にあたっては、アオーネ白神十二湖様にも、大変なご協力をいただきました。本当にありがとうございます。

大変多くの方にお集まりいただきました。

協議会の幹事として2年間つとめていただくことになった藤里町さん。初代会長は同じく藤里町の石岡町長にお願いすることとなりました。 また、監事は、西目屋村さんに勤めていただくこととなりました。

 

この会の理念は、設立趣旨書に込められています。

環白神エコツーリズム推進協議会 設立趣意書[※ここから、PDFファイルをダウンロードできます。]

 

青森・秋田両県に広がる白神山地は、広大で原生的なブナ林とその生態系が、世界的に貴重な価値を認められ、平成5(1993)年、日本で最初の世界自然遺産として登録されました。
白神山地世界遺産地域及びその周辺地域(環白神地域)の、歴史・文化、山・里・海の暮らしや産業は、白神山地の豊かな恵みに支えられています。私たちは、その豊かな恵みをもたらす白神山地の遺産価値を、未来へ継承していかなければなりません。
そのためには、地域の人々が、白神山地の価値を共有するとともに、その価値の保全と、地域の自然・文化資源を活かした観光振興、地域振興の両立を図り、持続可能な地域づくりを目指す、エコツーリズムの推進が必要です。それには、地域住民をはじめ、多様な地域関係者や産業が連携し合い、「環白神」地域として一体的に取り組んでいくことが大切です。
このような認識にたって、エコツーリズムを通じた環白神地域の振興、及び環白神地域の自然・文化資源の保全と適正利用を推進することを目的として、環白神エコツーリズム推進協議会を設立するものです。

設立総会の後は、記念講演として、NPO法人日本エコツーリズム協会理事の小林英俊氏に、「環白神は日本のエコツーリズムの新しい一歩になる!」と題して講演をいただきました。

白神の自然を大切にする思いで繋がる「環境地域白神」を創りましょう!という力強い応援をいただきました。
その他、地域住民の皆様を対象とした「地域のお宝探しアンケート」の結果報告について環境省から、「藤里町&八峰町で連携して実施したモニターツアーの結果(※以前このホームページでもご紹介しました)」について八峰町産業振興課からのご報告が、「青森県自然と文化体験ツーリズム事業」について、青森県自然保護課からご報告がありました。
意見交換会では、「ぜひ連携しましょう」、「地元を大切にする思いで繋がろう」、「白神山地の日を創ろう」など、積極的なコメントを皆様から頂きました。(※もっとたくさんの方にお話しを伺いたかったのですが、時間が大変押してしまい、申し訳ございません。)
これから、設立趣旨に則り、環白神地域に住まわれている皆様と連携しながら、積極的な活動を展開していく予定ですので、ご期待ください。

第3回エコツーリズム推進協議会 設立準備会

「環白神エコツーリズム推進連絡会議」の設立に向けて、第3回設立準備会を開催しました。会議では、規約の最終案、設立趣意書、次年度事業計画について検討しました。また、今回は、オブザーバーとして、弘前市、能代市にもご参加いただきました。

「環白神エコツーリズム推進協議会」 第3回設立準備会

  • 開催日時:平成23年1月19日(水)13時~15時
  • 開催場所:深浦町役場2階 第1、第2会議室
  • 参加:鰺ヶ沢町、深浦町、西目屋村、藤里町、八峰町、弘前市、能代市、青森県、秋田県、東北森林管理局、東北地方環境事務所

(1) 環白神エコツーリズム推進協議会の設立に向けて

  1. 第2設立準備会の振り返り
  2. 協議会設立趣旨及び規約について
  3. 協議会の事業予算調達(財源確保)方法について
  4. 初年度(平成23年度)協議会運営方針について
  5. 第1回総会(設立総会)開催について

(2) その他、連絡事項等

  1. 環白神地域エコツーリズム関連事業の動きについて
  2. その他

藤里町・八峰町モデル・エコツアー提案会を開催しました!!

12月3日~5日にかけて、「藤里町・八峰町モデル・エコツアー提案会」を開催いたしました。

今回は、土砂降り、突風、高波、横殴りの霰など、大荒れの天候でしたので、ハタハタ漁など一部プログラムを実施することができませんでしたが、地域の皆様にご尽力いただき、また、モニターの皆様には熱心に興味を持って参加いただき、とても充実した提案会になりました。

  少しだけ、写真でご紹介します。
@藤里町(「白神山地の山ふところ水無沼周辺の自然散策」。ガイドの斎藤栄作美さんの案内で水無沼散策コースを歩く。昔の集落と、水無沼の伝説、菅江真澄との繋がりの証拠がそこここに。)
@八峰町(「ハタハタ漁と日本海の暮らしを訪ねる」⇒悪天候のため「大荒れの日本海の波の花ツアー」に変更。演歌が聞こえそうな雰囲気。ガイドの鈴木市郎さんの案内で波の花が舞う海岸線を歩く。)
@八峰町(はちもり観光市。市場の活気、珍しい魚を堪能。)
最後に、しらかみカフェで意見交換会を開催し、モニターの皆様から、良かった点、改善が必要な点など、率直なご意見をたくさんいただきました。
地元からは「少しずつ改善していきたい」といったコメントがありました。
白神山地と地域の暮らし・文化はたしかに繋がっている、そのことを再確認できたツアーでした。

第2回設立準備会を開催しました。

「環白神エコツーリズム推進連絡会議」の設立に向けて、第2回設立準備会を開催しました。

会議では、次年度の取り組み内容や、予算・分担金の考え方について検討・整理しました。なお、これから立ち上げる組織の名前を、「環白神エコツーリズム推進連絡会議」から「環白神エコツーリズム推進協議会」に変更しました。

今後は、「環白神エコツーリズム推進協議会」設立準備会、として進めていきます。
会議風景

「環白神エコツーリズム推進連絡会議」第2回設立準備会

  • 開催日時:平成22年11月25日(木)13時~15時
  • 開催場所:深浦町役場2階 庁議室
  • 参加:鰺ヶ沢町、深浦町、西目屋村、藤里町、八峰町、青森県、秋田県、環境省

 (1) 環白神エコツーリズム推進連絡会議の設立に向けて

  1.  第1回設立準備会の振り返り
  2.  会議のあり方について
  3.  今年度の会議開催方針について

 (2)その他、連絡事項等

  1.  藤里・八峰モニターツアーについて
  2.  全戸アンケートの実施について

[議事録(※未掲載)]

第1回設立準備会を開催しました。

「環白神エコツーリズム推進連絡会議」の設立に向けて、第1回設立準備会を開催しました。会議では、今年度の取り組み内容や、設立要綱案について意見を交換しました。

「環白神エコツーリズム推進連絡会議」設立準備会

  • 開催日時:平成22年10月12日(火)13時~15時
  • 開催場所:深浦町役場3階 大会議室
  • 参加:鰺ヶ沢町、深浦町、西目屋村、藤里町、八峰町、青森県、秋田県、環境省

(1) 環白神エコツーリズム推進連絡会議設立要綱(案)について

  1.  昨年までの議論の経緯について
  2.  環白神エコツーリズム推進連絡会議設立要綱(案)について

(2)今年度の会議開催方針について

  1.  会議運営計画(全体計画)
  2.  推進連絡会議の開催計画(案)
  3.  作業部会の設置について
  4.  その他:運営上の工夫(情報共有化、発信について事務局提案)

(3)その他、連絡事項等