10月と11月に開催されるエコツアーを紹介いたします。
先日、秋田県八峰町の水沢に行ってきました。いたるところで秋のキノコを見つけられ、季節の移ろいを感じました。今回は、「キノコ」と白神山地の関係について紹介します。
白神山地周辺に住む人々は、昔から山菜、キノコを始めとして森の恵みをいただきながら生活してきました。この時期になるとキノコを求めて、山へ倒木を探しに行きます。
写真1 ナラタケ/サモダシ 写真2 ブナハリタケ
なぜ、倒木を探すのでしょうか。
キノコは有機物を無機物に、つまり樹木などを土に変える分解者です。そのキノコが好む(栄養を得られる)環境というのが倒木や落ち葉なのです。
キノコは森の循環になくてはならない存在で、もしキノコがこの世界からなくなると倒木が分解されずに残り続けるとも言われています。白神山地の自然が8000年も前から変わらないでいられた立役者でもありますね。
ガイドさんと一緒に歩くことで、白神山地のことをより知ることができることでしょう。
エコツアーに参加し、白神を味わってみませんか。
8月上旬の豪雨により、エコツアーを実施していない場所があります。
詳しくは散策道・登山道・道路・施設状況をご確認ください。
※エコツアーとは
その土地の自然環境や文化を守りながら、自然観察や体験等を通して、自然・地域・文化への理解を深める旅行。
※参加の申し込み・お問い合わせは各団体へお願いします。
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