藤里町には、『粕毛(かすげ)はなの民泊(※)通り』という場所があるのをご存じでしょうか。粕毛地区では4年前から農家民宿ができ始め、現在は1つの通り沿いに6軒の農家民宿が集中している場所です。
民宿では、藤里町で収穫された食材を使った料理を味わうことができます。私が最近泊まった時は、頭からしっぽまでまるごと食べることができる、あゆの唐揚げがとてもおいしく、2匹も食べてしまいました。あゆの他にも、地元の食材を使った山菜やキノコなどの小鉢が8皿もありました。小鉢を食べ終わるごとにおかわりをもらい、大食いの私でも食べきれないほどの量を食べた結果、満腹で30分ほど動けませんでした。また、無農薬ブラックベリーの摘み取り体験やブラックベリーのジャムづくりといっためずらしい体験をすることができます。他にも、きりたんぽづくり、マウンテンバイク体験、木工体験などといったオプション体験もあります。
農家民宿が集中するエリアの近くには、10人以上の団体向けに農家レストラン「南白神の里」があります。食事は農家レストラン「南白神の里」で行い、宿泊はそれぞれの宿ですることもできます。
今年の4月から藤里町に来て、初めて農家民宿を体験しました。実際に宿に入るまでは初めて会う親戚の家に行くような気分で、緊張していましたが、オーナーのご夫婦が暖かく話しかけてくれたことで、緊張もほぐれて会話や食事を楽しむことができました。
藤里町での暮らしに近い体験をすることができる『粕毛はなの民泊通り』はとてもおすすめです。
『粕毛(かすげ)はなの民泊通り』のご利用等に関するお問い合わせは、「ふじさと元気塾」までお願いいたします。
※「粕毛はなの民泊通り」に所属する施設は全て旅館業の許可を取得しており、営業形態は「民宿」となっています。
環白神エコツーリズム推進協議会 事務局 佐藤