一年の半分を雪に覆われる白神山地。
白銀に染まる大自然の中で行うスノートレッキングは冬の楽しみの一つですが、ここ雪国では雪とともに暮らしてきた「雪室」といった昔ながらの暮らしの知恵があります。
雪室とは、農林水産物等を雪の中に貯蔵し、長期保存する取り組み。電気、ガス不使用でかつ凍りそうで凍らない温度で新鮮に保つことはもちろん、一冬寝かせることで旨味も深くなると言われます。
鰺ヶ沢町では、地元農家が白神の森遊山道においてりんごや長芋、米などの白神の恵みを雪室貯蔵しています。雪室りんごは酸味がまろやかになり、甘みが引き立ちます。
白神山地エリアでは、このほかにも雪室・雪中を活かした様々な取り組みがありますのでお楽しみください。
写真:雪室りんご(鰺ヶ沢町ふるさと納税返礼品)